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『デジモンアドベンチャー tri. 第4章「喪失」』感想。若干のマンネリがありつつも前3作の中では見ごたえのある作品

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どうもユトピ(@yutopi60pa)です。今日は久々の映画感想。

 

今回鑑賞してきたのは『デジモンアドベンチャー tri. 第4章「喪失」』

公開日から若干乗り遅れた感はありますが、やっと観に行けました。

 

前作の『告白』から半年ほど相手の公開。この辺は相も変わらずな期間。

 

そして今作の感想ですが、一言いうと『前3作の中では1番に面白く、燃えた。』

 

 

 

 

 ちなみにネタバレ注意です!!

 

 

 

「喪失」というタイトルは空にピッタリ過ぎた。

 

 

正直最初はこの映画にさほど期待を持っていませんでした。

前3作からの勢いが衰え気味で、特に2章という早い段階からテンポの悪さが目立っていました。

 

僕みたいに戦闘シーンなんかを楽しみにしている人にとっては苦痛でしかない。

もちろん子供たちやデジモンたちの成長物語という点では存分に描く時間は必要だと思います。

 

そのために1章ごとに2人の子供とデジモンがフューチャーされるわけですから。

 

 

でもそれも4章も続くと飽きてきちゃうわけですよ。

そういった理由から4章に関しての期待度はあまり高くなく、予告編も2回ほどしか再生しませんでした。

 

 

4章は確かにほぼラストまでは主に空とピヨモンを中心に二人の微妙な関係を描いていました。

 

確かにここら辺は長い!

またか!って気持ちが強かった。

 

ですが今回空だけが自分のパートナーデジモンであるピヨモンと距離を縮めることができず、逆にひどく冷たくあしらわれてしまうことが多々あるので、結構心を痛めるような感情移入が多かったです。

 

 

空はアニメのころから周りの仲間やデジモンのことを心配し、自分は後回しなタイプの性格。

ですが唯一自分のことを気にかけてくれていたピヨモンに冷たくされ、心の支えを失ってしまった空は心底胸が痛い。

 

 

そういった意味で今回のサブタイトル『喪失』は空にこそピッタシだったのかもしれないですね。

他の子どもたちも支えというものはあるものの、空だけはどことなくそれが弱弱しかった。

 

ネガティブな意味でいうと周りに依存しているともとれますけど、それを『愛情』までに昇華させているのは空の強みでもあります。

 

中でも自分に無償の愛を注いでくれていたピヨモンからの冷たい接し方はつらかったでしょう。

 

 

 

パートナー制の問題点への対策

 

そんな微妙な距離感のままストーリーは進み、デジモンカイザーの正体であり、新たな敵として登場したゲンナイと、ムゲンドラモンとの戦闘が始まります。

 

 

ゲンナイとはいうものの、アニメとは程遠いゲスで真っ黒な性格ゲンナイが登場します。

その戦いの中で、デジモンたちを進化させられない自分たちに葛藤する子供たち。

その辺りはこのデジモンのパートナー制の問題点の一つでもありましたね。

 

 

それを解決したのは『デジモンテイマーズ』。こちらは子供たちがデジモンカードとデバイスを使うことによって、パートナーデジモンに力を与えたり、支援をしたりとそれなりに子供たちも戦闘に参加し、しっかりと意味を持たせていました。

 

 

しかし無印デジモンや02ではそういった問題はこれといった答えを示さずに来ていた印象でした。

 

今回のtri.シリーズでも同じようなことが言えましたね。

1章で感染デジモンに街を破壊された際は、パートナーデジモンが駆け付けるまでは子供たいは非常に無力でした。

2章においても歪みでの戦闘に子供たちは介入することができず、ただ眺めることしかできませんでしたね。

 

確かにデジモンたちを強く進化させるためには子供たちが鍵となっているのは確かです。

彼らがそばにいないと進化できないのも確か。

 

それでも実際の戦闘においては彼らは基本見ていることが多かった。

 

 

 

ですが今作の4章ではデジモンたちの記憶に加えて、進化する能力も失っていたわけです。

だからと言って敵がデビモンクラスになるのかといったらそういうわけでもない。

 

敵は究極体のムゲンドラモン

成長期段階のデジモンたちでは逃げるのが精いっぱいのなか、子供たちは人間なりに知恵を絞り、それぞれの特技を生かしながら、デジモンのサポートをしていました。

 

 

今回のデジモンと子供たちはさながらアニメの1話から立場が逆転したような印象でした。

アニメの最初の方はまだ小学生の子供たちをデジモンたちが身を挺して守ってきました。

 

しかし今作では何もかも忘れてしまったデジモンたちを子供たちが身を挺して守っていました。

正直成長期デジモンにすら負けそうなのですが、そんな彼らが見た目も加えてより成長できたと実感することができました。

 

 

 

 

進化祭りな戦闘シーン

 

やはり戦闘シーンは熱い。

溜めに溜めてやっと進化。あのBGMが流れるときはやっぱり鳥肌が止まりません。それは昔から変わらないです。

 

 

今作はピヨモンからそのまま一気に3つ進化バンクを流してポスターにも登場しているホウオウモンへと進化しています。

 

ホウオウモン自体は真新しいデジモンではないですが、アニメとしては初進化です。

 

ガルダモンで人型に近づいてからのまた鳥に戻る感じは、ワーガルルモンの2足歩行からメタルガルルモンの4足歩行に戻る流れに似ていて個人的にツボw

 

 

そして今回は前作で究極体に進化しなかったパタモンもセラフィモンへと進化しています。

こちらは初登場と思いきや、02の劇場版で何の前触れもなくちょろっと登場してますので、実質2回目の進化。

 

セラフィモンに関してはフロンティでの活躍のせいもあって、強い印象は薄かったのですが、今回は強い。でも結構物理技ばかりでしたね。もっと聖なるビーム的なのとかかますのかと思いましたよ。

 

 

また今作はサービスなのかウォーグレイモン、メタルガルルモン、ヘラクルカブテリモンも出てくるという熱い展開もあり。

ヘラクルカブテリモンは3章のメインからの連続登場ですね。

 

他にもゴマモンやパルモンも究極体がありますが、ここら辺はおとなしくしていました。

おそらく尺の問題もあるかと。

 

 

正直な話、初登場のデジモンでない限りは進化バンクを削ってもいいかと思います。

ウォーグレイモン、メタルガルルモンあたりは削っていました(triになってからワープ進化バンクは一度もないですが)。

しかしヘラクルカブテリモンは略しても良かったのではないかと。律儀に成熟期から進化バンクをやらなくても演出で短くすることはできそうですよ。

 

そうすればそれぞれのデジモンにもある程度の見せ場を設けることも可能なんじゃないかと思いますね。

 

 

 

流れが変わってきた4章。

 

4章はtriシリーズの後半の最初ということで、色々と流れが変わってきた印象があります。

前3章までの謎の核心を明かしつつ、新たな謎を残していくのが今作の役割の一つだったと思います。

 

その証拠に今作の本編前には姫川と西島が幼いころパートナーデジモンおり、デジタルワールドでダークマスターズと一戦を交え、その戦闘の中で姫川のパートナーデジモンであるバクモンを失っています。

 

 

姫川はその悲しみを忘れることが出来ず、デジタルワールドにリブートをかけもう一度バクモンに会うという思惑があったことが明かされます。

 

姫川は子供たちと同様にパクモンに出会うことはできたのですが、記憶を失ってしまったパクモンに対して人が変わったかのように威圧をかける姫川はちょっとしたホラーですよ。

 

 

過去に姫川と西島たちになにがあったのかは断片的にしかわかりません。

分かっているのは以下です。

 

 

・当時2人を含めた合計5人の子供たちとデジモンがダークマスターズと戦闘をし、ひん死の状態になる。

・とどめの一撃の直前、姫川にホメオスタシス?が憑依し、意味深な言葉を残す。

・その直後パクモン以外のデジモンたちが光に包まれ、四聖獣へと進化する。

・四聖獣はパクモンを犠牲?にダークマスターズを追い払う。

 

 

ということぐらいでしょうか。(飽くまで僕が確認できた範囲)

 

太一たちよりも年上の姫川たちの幼少期ですので、太一たちよりも前にデジモンをパートナーにしていた子供たちがいたわけですね。

ちょっとした衝撃の事実ですよこれは。

 

 

今後姫川は物語の中心になっていくでしょうね。

 

 

 

またゲンナイについて。

2章から暗躍していたデジモンカイザーの正体がゲンナイであったことが明かされました。

彼はイグドラシルと姫川と協力関係にあるらしく、メイクーモンを利用してデジタルワールドにリブートをかけたそうです。

 

今作のゲンナイですが、とにかくゲスい。

今までの優しいゲンナイではなく、ムゲンドラモンとメタルシードラモンを操り、子供たちとデジモンを容赦なく追い詰めます。

 

ホントに衝撃的なゲンナイです。他にも空の前で正体を明かしたときは、なぜか空の頬を舐めたり、メイクーモンの激情させるために芽心の首を締めあげるなど、まさに極悪非道です。

 

劇中ではゲンナイでもありゲンナイでもない的なことを発言したいたので、もしかしたら偽物の可能性もあります。

 

どちらにしても姫川とゲンナイの関係、ゲンナイの正体に関しては依然として謎のままです。

 

 

またこちらは以前からちらちらっと登場していたハックモン

今作ではようやく言葉を発します。

 

 

西島に対して『自分は敵でも味方でもない。ホメオスタシスの使い』的なことを言っていました。

ぶっちゃけ謎すぎてこれ以上なにも言葉がでませんw

 

唯一気になる点としては、3章のラストで、ハックモンの究極体であるジエスモンとアルファモンが戦闘を繰り広げるシーンがありましたよね。

 

ハックモンがホメオスタシス側のデジモンとするならば、アルファモンはイグドラシル、つまりリブートをかけようとしていた側ということになります。

 

こうすることで、1章でメイクーモンを追っていた意味も分かる気がします。

またそれを先に知った02メンバーはアルファモンに挑んで敗北してしまったのではないでしょうか。

 

いずれにしても憶測なのでなんとも言えないですね。5章を待つしかないです。

 

 

 

まとめ ヒカリは5章で闇落ちするのか?

 

triシリーズ第5章のタイトルは『共生』です。

文字通り共に生きるという意味。

 

 

デジモン世界でいうとデジモンと人間が共生するという意味じゃないでしょうか。

 

毎回意味深なポスターに関しては、子供たちからは芽心と背を向けたヒカリ。デジモンはおそらく進化したメイクーモンと、テイルモンの究極体。

今回はデジモン2体が対立した構図ではなく、背中合わせな構図となっていました。

 

 

テイルモンの究極体に関しては、当初ホーリードラモンかオファニモンかと思いましたが、どうやら違うみたい。

 

 

こちらはオファニモンの闇落ちした姿のフォールダウンモードです。要するにヒカリになにかあるということですね。しかも悪い意味で。

 

5章も流れが変わってきそうですねこれは。

ちなみに公開日は2017年中とのこと。今までは日付まで告知されていましたが、5章に関しては大雑把な告知に終わっています。

 

製作が間に合っていないのかななんて愚案しちゃいそうですが、どちらにせよ早いに越したことはないかな。

 

あとは早く02メンバーを復活させてください!!!お願いします!!

 

 

 

 

ということで『デジモンアドベンチャーtri. 第4章「喪失」』の感想でした。 

 

 

評価:★★★★☆